7月29日・8月5日、茶山台3丁のグランドオーク百寿(地域密着型特別養護老人ホーム)で「らじお体操とあさごはん」のイベントが行われ、地域の子ども達や高齢者が参加した。17年から好評だったラジオ体操と朝食を作って楽しむ夏休みのイベントで、コロナ後初めて開催された。
朝7時、同施設の駐車場に、眠たい目をこすりながら子ども達が集まってきた。そして親子連れや高齢者、入居者と共に、元気にラジオ体操を行った。
体操後は全員で施設内のオークカフェに移動した。炊き立ての白米や卵焼きなどのおかず、昆布の佃煮などのおにぎりの具がテーブルいっぱい並べられ、子ども達はそれぞれ好きなものを選んでおにぎりを握った。保護者や高齢者に手伝ってもらいながら、お皿におかずを並べたり、お味噌汁をよそったり。自分で握ったおにぎりをほおばって「おいしい」と笑顔いっぱいの子ども達。
「夏休み後にやせた子ども達がいると聞いて、休みでも朝ごはんをきちんと食べる習慣になればと企画しました」と、同施設長の山口大輔さん。「茶山台小学校では、夏休み後半に2日間だけラジオ体操が行われるので、夏休み前半にも朝ごはんの前にラジオ体操を行うことにしました」
オークカフェでは、ランチの提供や駄菓子屋があり、地域の高齢者や子ども達が気軽に集まる交流の場となっている。