ウォーキングやランニング
毎週土曜朝8時に公園などで5キロメートルをウォーキングやランニング、ボランティアで参加するコミュニティイベント・parkrun(パークラン)。「原山公園パークラン」が8月3日、100回目を迎えた。記念日となった当日も朝から容赦ない太陽の光が照りつけたが約70人が集まり、ボランティアの声援を受けながらランニングやウォーキングで大汗を流し全員が完走・完歩した。
パークランは2004年にイギリスで始まり現在、世界各地で毎週土曜朝に行われているイベントだ。原山公園パークランは川口眞利子さん(赤坂台)の呼びかけで一昨年9月にスタート。日本では38か所で開催されているが南大阪地域では初の誕生だった。
毎週土曜8時前、同公園には地域の人やSNSで知った遠方からの人たちも集まり、これまで延べ2441人が参加。年代も小学生から80歳代まで様々。ランナーやウォーカーはかもめ広場をスタートし2・5往復。要所要所でボランティアが案内と声援を送る。
記念日にトップでゴールしたのは和泉市府中町から参加した林優さん。自宅からランニングで同公園に着き、また走って帰るフルマラソン出場歴10回の強者だった。小森史晴さん(庭代台小3年)は、父と一緒にゴール。「お父さんと一緒に参加したら楽しくて今回3回目の参加です」と、滝のように流れる汗を拭いながら顔をほころばせた。広兼ケイ子さん(原山台82歳)は、68回目の参加。毎回完歩している。「毎週ここに来ると仲間に会えるのでうれしい」と。
川口さんは「毎回、来られた方々で支え合い、お金では得られないものが生まれています。100回目もみんながナイスランをし、感激」と。
参加は無料。問い合わせはharayamakoen@parkrun.com