[堺市南区]クビアカ退治で「金券交換」 2回目は47組が671匹|みどりを守る会

投稿者 記者・ 山本こ

第2回交換会の様子

次回は8月25日

サクラ・モモ・ウメなどのバラ科の樹木を食害し、枯れ死に至らせる特定外来生物クビアカツヤカミキリの駆除対策として、泉北のみどりを守る会が、クビアカの成虫の死骸1匹とローソンで使える100円の金券を交換する策を実施している。

7月14日の第1回交換会では、親子連れを中心に、58組が来場。968匹の成虫の駆除が確認された。28日の第2回交換会では、47組で671匹と、1回目の3分の2となったが、来場者からは「前よりも成虫が少なくなった」との声が多く聞かれた。

捕獲場所については、同会の事前調査で被害が多く確認された、晴美台・三原台・高倉台・槇塚台のほか、御池台や鉢ヶ峯墓地・逆瀬川付近でもかなりの被害が発生していることが判明。ニュータウン外では、防除ネットなどの対策が取られていない地域がほとんど。今後、緑道や公園以外の墓地や学校・公営住宅・UR住宅敷地内などの被害にどう対処するのか、課題が浮き彫りとなった。晴美台や槇塚台の団地敷地内では、幼虫の食害跡であるおがくず状のフラスが多く発生しており、被害は深刻だ。同会では「今後、あらゆる場所に対して、地域として一元的な対策を取っていかないと」と、危機感を募らせている。今後の交換会は以下の通り。

▷8月25日・9月8日・22日。1時半〜4時半(各回共・少雨決行)。
▷交換場所は、泉ヶ丘公園事務所(大蓮公園内)前
▷捕獲の対象地域は、堺市南区内
▷クビアカは特定外来生物のため、生きたままの運搬は禁止。必ずその場で踏みつける・殺虫剤をかけるなどで捕殺し、死骸を持参すること。サクラに巻かれている防除ネット内の成虫は、ネットの上から殺虫。生きている状態と殺虫後の死骸をそれぞれスマホで撮影し2枚一組で画像を提示しても可。捕殺の際、防除ネットは絶対に破らないこと。
▷誰でも参加可(小学校低学年以下は保護者同伴)
▷金券の交換可能枚数は1人につき1回50枚まで
▷金券の利用可能な店舗は、ローソンの以下店舗。堺高倉台店・堺竹城台二丁店・堺泉北深阪南店・堺宮山台店・堺原山台店・堺原山台南店。金券の使用期限は10月31日。

問い合わせは、三木さん090・6205・5746

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年8月16日)時点のものです。

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