精華高校吹奏楽部が14日1時半から、堺東のフェニーチェ堺大ホールで「サマーフェスティバル2024」を開催する。昨夏の大阪府吹奏楽コンクールで金賞を受賞し、関西大会に進んだ実力派。サマフェスでは50人の部員らが、吉延(よしのぶ)勝也氏の指揮で息の合ったハーモニーを奏でる。ナビゲーターはサキソフォン奏者の小澤瑠衣さん。ゲストは近畿大学吹奏楽部、また和泉市の南池田中学校も出演する。入場無料、要申し込み。
同部は精華高校唯一の特別強化クラブとして、吉延氏の指揮と、各楽器のプロ奏者の指導を受けて音を磨いている。中学校で吹奏楽をしていた人が多いが、高校に入ってから始めた人もいる。朝練に自主的に参加したり、日々の練習で先輩が個別に相談に乗るなど互いに切磋琢磨し合いながら、演奏技術を高めている。部長の米本桜乃信(おうのしん)さん(3年)は「明るい雰囲気の中で〝精華の音楽〞を表現したいと頑張っています」と話す。
年3回開く大きな演奏会のほかに、同校の行事や地域のまつり、イベントなどに年間約40回出演している。夏休みには関西大会2年連続出場がかかるコンクールを控え、練習にも熱が入ってきている時期だ。
サマフェスでは「勇気の旗を掲げて」(渡口公康)、YOASOBIメドレーなど吹奏楽曲やポップスを演奏予定。顧問の一人、木村慎一さんは「充実した時間をお過ごしいただけます。気楽に聴きに来てください」と呼びかけている。
申し込みは「精華高等学校吹奏楽部SEIKAサマーフェスティバル2024」で検索。またはQRコードから。
精華高校072・234・3391
