茶山台府公社団地で、「16棟マルシェ~茶山の丘の小さな文化祭~」が6月1日開催された。2020年から始まった年に1度の同マルシェは回を重ねるごとに出店ブースも来場者数も増え、5回目となる今年は300人を超える人でにぎわった。
当日は、飲食、ワークショップ、雑貨販売などさまざまなブースが出店。また、府公社から来場者に防災グッズのアルファ化米がプレゼントされた。ステージでは「紙芝居屋のガンチャン」による昔ながらのスタイルの紙芝居に子どもも大人も集まり一緒に楽しんだ。
府公社は、パートナー事業者と協働して団地再生に取り組んでいる。茶山台団地では、空き部屋を活用したコミュニティ拠点を設けたり、コンペで選ばれたデザイン性が高く住みやすいリノベーションを行うなど若年層やファミリー層の入居促進にも力を入れる。
現在、30代以下の新規入居者数が増加し、15年度末に約17%だった空家率が、23年度は約8%になるなど成果が出てきている。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年7月8日)時点のものです。