赤い前掛けをして「おてもやん」をユーモラスに踊る「由遊(ゆうゆう)会」。井藤由紀子さんが指導する踊りの会で、今年15周年を迎える。
御池台を中心に活動し、地域のイベントに出演したり老人施設へ慰問したり。コロナ禍前まで月に2~3回のペースで出演依頼があり、特に夏は盆踊りなどが人気で引っ張りだこだった。「やぐらのまわりを車椅子の人達と一緒に踊りました」と懐かしく語る井藤さん。
現在は以前よりも依頼が減ったが、民謡や歌謡曲など幅広いレパートリーの舞踊で会場を盛り上げ楽しませている。
メンバー全員が発足当時からの仲間。踊る姿はいきいきと若々しく、70歳~80歳代とは思えない。小学生の頃から日本舞踊を習っていた井藤さんのほか、民謡、阿波踊り、よさこいなどの経験者がずらり。踊りはもちろん、練習合間のおしゃべりも息がぴったり。「踊りの練習よりおしゃべりの方が多いかも」と笑いあう。
「振り付けを考えていると時間を忘れてしまう」と笑う井藤さん。病気を克服し再び踊る姿は凛として美しい。ほかのメンバーも腰や足が痛いと言いながら、いったん音楽が流れるとスッと踊り手の顔に変わる。「次は20周年を目指そうか」と、自身もまわりも元気に明るくなるように踊り続ける。

