［堺市南区］桃山台の歯科院長が総指揮　５作目の映画「ゴッドマザー」全国公開

せこぐち歯科（桃山台）の院長・瀬古口精良さん（＝写真）が映画製作総指揮を執った「ゴッドマザー／コシノアヤコの生涯」が23日、全国公開される。

ファッション界で、世界で活躍するコシノ三姉妹の母で昭和から平成を駆け抜けたアヤコを映画初主演の大地真央が演じる話題作。日本を代表する俳優たちが幅広く出演。瀬古口さんは脚本家選びからキャスティング、オリジナル主題歌の楽曲までも携わり完成した作品だ。

瀬古口さんが初めて映画製作総指揮に取り組んだのは２０１９年「笑顔の向こうに」だった。日本歯科医師会が８０２０運動（80歳で20本自分の歯を残す）30周年記念事業として映画を製作することに。多方面につながりがある瀬古口さんは総指揮を任された。映画を通して歯科医療の大切さを知ってもらいたいと、原案からキャスティングなどを手がけた歯科界初の本格長編映画は見事、第16回モナコ国際映画祭で最優秀作品賞「エンジェルピースアワード」に輝いた。

瀬古口さんは、その後も映画製作総指揮を継続。今回の「ゴッドマザー」は５作目になる。映画製作に関わるものの「歯科医療は私の一番の仕事で、もっと充実させていきたい」と。

映画は、なんばパークスシネマやＭＯＶＩＸ堺など大阪でも多くの劇場で上映される。