［堺市南区］地域で「学校ごっこ」大人から子どもまで　御池台

相続の講座や堺かるた

御池台小学校で３月20日、第６回「学校ごっこ」が御池台校区連合自治会主催で開催され、近隣住民でにぎわった。地域福祉10年計画策定時に全世帯アンケートを実施したところ、「地域で生涯学習に取り組んでほしい」との意見が多数あり、大人も子どもも学べる授業を小学校で実施している。

始めに体育館で朝礼として、校長役の同校区連合自治会会長戎谷悦子さんの開会のあいさつや、講師の紹介、ラジオ体操が行われた。その後、１時間目から３時間目までの時間割で組まれた17講座の授業が始まり、参加者はそれぞれの教室に分かれて受講した。

高齢者に人気の相続講座や肺年齢測定ブース、子ども向けのジャンボ堺かるたのほか、毎回好評の染め物や和菓子作りの体験講座が開かれた。また泉北高校少林寺拳法部の演武、高校生コンビの自転車競技ＢＭＸ講座も人気だった。

若者が街づくり語る

今回、放課後の活動として「御池台の未来を語ろう・若い世代のワークショップ」が開催され、高校生や大学生約60人がこれからの御池台の街づくりについて語り合った。

「今回の学校ごっこは、若い世代も多く参加してくれました。若い人の意見も地域福祉活動計画の参考にしたいと思います」と戎谷さん。