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月曜4~5時に
槇塚台で昨年7月に開講したボランティアによる小学生対象の算数教室「みんなの寺子屋」が順調に始動。
3月27日に受講生たちは学年最後の勉強を終え、新学年での新たな学習に胸を膨らませている。
学習意欲の向上を図ることを目的に堺市が2010年から取り組んでいた「堺マイスタディ」。
放課後や長期休暇に、退職教員や地域人材、インターンシップ生などの指導スタッフが生徒たちの学習の苦手な部分の克服を手助けする無料の学習制度だったが一昨年廃止された。
廃止を受け、晴美台小学校で指導スタッフをしていた西井啓子さん(槇塚台)と斉藤律子さん、のびのびルーム(放課後児童対策)指導をしていた松下登志江さんたちはマイスタディの受け皿作りに奔走。
昨年、槇塚台近隣センターの中に場所を借りることができスタートした。
寺子屋では、学習能力に合わせたドリルを中心に補充プリントや百マス計算などに取り組み、苦手なところや何度もつまずく部分をやり直す。中には「学校のテストで間違えたところを教えてほしい」と通うようになった生徒も。
西井さんたち指導者は、1人ひとりの手作りファイルを作り、これまで勉強したプリントをまとめ、苦手部分が本人も保護者も可視化できる工夫も。
現在、新3年生と新4年生が在籍。学年最終日には、松下さんが手作りした平面キュービックで大盛り上がりだった。
どこの校区でもOK
寺子屋は毎週月曜4時〜5時。大阪狭山市から通う生徒もいるなど校区は問わない。
槇塚台近隣センター内ヤオヨロズヤ(槇塚台3丁)。1回500円。
現在、新入生と指導ボランティア(不定期も可)を募集している。
西井さん090・9118・5342