堺市南区豊田の東野穂澄さんが、4月5日〜12日の10時〜6時(最終日は4時まで)、大阪狭山市のギャラリー美游館で「東野穂澄(ほずみ)洋画展」を開く。入場無料。
東野さんは1982年大阪芸術大学美術学科卒業。幼い頃から絵を描くのが好きで、高校から本格的に学び始め、大学卒業後は仕事のかたわら描き続けてきた。
現在、フランス芸術家協会や、泉北の美術を育てる会などの会員として活躍中。
フランスで開かれる世界最古の公募展「ル・サロン展」では23年に銅賞、25年に銀賞を受賞している。
初の地元開催
これまで各地で個展を開いてきたが、地元で開く個展は今回が初めて。約30点を出品。代表作の一つが、24年の日本・フランス現代美術世界展で優秀賞を受賞した『月夜のウサギ』(=写真)。「モチーフ・構図・デッサン全てが洗練されていて、独特のポエムの世界を創り出している」と高く評価されたアクリル画。
東野さんの絵に登場するウサギのモデルは、10数年前に雑貨店で出会い「これだ!」と感じて買い求めた木製のウサギ。手足が動いて色々なポーズもでき、創作意欲がわく存在だという。「ファンタジーを表現する素材としてピタッときました」と東野さん。ウサギに様々な思いを託して、丁寧に描かれた作品の数々は、観る人を空想の世界へといざなってくれそうだ。
東野さんの在廊は期間中11時〜4時(4月7日のみ2時〜4時)。
問い合わせは美游館072・367・5650
Information
以下の情報は2024/10/10時点のものです
ギャラリー美游館(びゆうかん)
- 電話番号
- 072-367-5650
- 住所
- 大阪狭山市西山台6丁目1番16号
- 営業時間
- 10:00~18:00