記者・ 冨尾
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徒歩で日本一周に挑戦していた茶山台１丁の井上春道さん（79歳）が昨年秋に完歩した。
各地を数回に分けて訪れ、海岸線沿いを歩いて約18年かけて達成した。
退職した60歳の時に、法事のために実家のある広島県三次市へ歩いて向かったのが始め。それから四国、九州、沖縄、北海道などを数回に分けて訪れた。コロナ禍で約２年間歩くのを中止していたが、昨年再開。
旅先で多くの人に出会い、人情や不思議な縁を感じてきた井上さん。
青森では天候の悪い日に車に乗せてもらったり、東日本大震災の被災地では悩みを聞いたり。新潟日報や紀伊民報に掲載も。
１月には関西テレビ「よ〜いドン」の「となりの人間国宝さん」に登場した。
次は内陸部を歩いて日本縦断する計画を立てている。
海岸線よりも高低差が激しい道を歩くと予想されるため、現在は約10キロのリュックを背負ってトレーニング中。
趣味の卓球をするため、自宅から鴨谷体育館や金岡体育館、美原区までリュックを背負って往復歩くのが日課になっている。
４月頃、青森から東京まで約千キロの旅に出発する。
青森から出羽山〜山形〜米沢〜会津若松〜日光〜東京日本橋までのルート約１か月で歩く予定。「松前街道青森 道は違えど日本橋 いざ出発 春の道」と一句読んだ。意気込みを句に込めたと笑った。
記事中に掲載されている情報は掲載日（2023年3月7日）時点のものです。
