男声合唱のストレイパパーズ指揮者で、テノールの金井綱一郎さん(高倉台)が米寿を迎える。これを記念したコンサートが3月8日2時から、さやかホール小ホールで開催される。入場料千円(全席指定)。
1937年生まれの金井さんは、スポーツに熱中した中学高校時代を経て、地元の長崎大学入学。グリークラブの演奏を聴き、ハーモニーの美しさに魅せられ合唱を始めた。
卒業後は混声合唱団などでの活動を経て、80年代から大阪へ。混声合唱団「とみいぼうかる」などで、演奏・指揮に携わった。ストレイパパーズには1993年の創設時からメンバーとなり、2代目団長および指揮者を務める。
記念コンサートは金井さんの仲間が企画し、ゆかりのある人が多く集う。金井さん自身も、88歳とは思えない若々しく張りのあるテノールで、日本歌曲やカンツォーネなどを独唱予定。「音楽は、喜怒哀楽はもとより、励ましや希望そして夢を与えてくれます。これからも〝歌って楽しく、聴いて楽しい音楽づくり〞をモットーに歌い続けていきたい」と金井さん。
仲間が友情出演
友情出演は指揮者を務める女声合唱団「コロ・ベルダード」、ソプラノの草薙久美子さんと金井さんによる声楽デュオ「ザ・フィアリス」、ストレイパパーズの仲間と組む男声グループ「オージンズ」、そして関わって来た合唱団の有志。バラエティに富んだプログラムでコンサートを盛り上げる。
問い合わせは宇都宮さん090・4567・0820