院内案内や手芸・園芸など
ベルランド総合病院(中区東山)のボランティアグループ「ベル・フレンド」が新メンバーを募集している。外来受け付けでの院内案内や自動会計機の手助け、またソーイング、園芸、車椅子メンテナンスなど院内での活動は多岐に渡っている。ボランティア仲間がかけがえのない友達になるなどでメンバーは生き生きと活躍している。
「ベル・フレンド」は、まだ病院ボランティアが広がる前の02年にスタートしたパイオニア的な存在だ。病を抱えて通院する患者や家族により近い立場で寄り添う。外来受け付けの活動は9時半から11時半まで。取材時の1月29日はその時間だけで400人が来院。3人のメンバーで会計の案内や精算時の手伝いなどをこなす。
前会長の中尾泰子さん(茶山台)は、創設時からのメンバー。今も院内案内とソーイングを掛け持つ。ソーイングでは、小児病棟のベッドを飾る節分やひな祭りなどをフェルトで製作する作業に取りかかっている。
「ありがとう」がうれしい
活動開始1年目のメンバーは、以前から興味があり本紙でメンバー募集の記事を見て参加を決心。「まだ緊張しながらですが生活に張りができました。『ありがとう』と言ってもらえたときは本当にうれしい」と話す。
現在メンバーは32人。「資格や経験は問いません。一緒に楽しく活動しませんか」と、同グループ。
問い合わせは同院ボランティア委員会072・234・2001