原山台地域会館東館で昨年12月15日、同校区の子ども食堂「はらやまひかり食堂」が開催され、親子連れや子どもたちでにぎわった。
2017年から毎月1回、食を通して子どもの居場所づくり・全世代間の交流・地域全体の活性化を目的として、積極的に活動している。
当日は準備した100食分の整理券は開場前に完売。厨房では、中学生や高校生が料理を作る姿が見られた。また小中学校の校長先生や教頭先生が、配膳したり会場案内をしたり。朝早くから並んだ中学生グループや親子連れは、唐揚げやスパゲッティ、パンケーキなどのクリスマス特別メニューに舌鼓を打った。
高校2年生の木内小春さん(同1丁)と久保心春(こはるさん)(同5丁)は、共に小学生からボランティアをしている。「高校が離れた友達でもここで会えるからうれしい」「先輩から教えてもらえることもあって勉強になる」と、パンケーキを手際よく焼き、楽しんでいた。
また視察に訪れた永藤英機堺市長は、ボランティアの働きぶりや会場の様子を見学し、代表の近藤慎太郎さん(原山台2丁)から説明を受けていた。
「多くのボランティアに支えられています。子どもだけでなく、親の居場所、親育ちの場所を目指しています」と近藤さん。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年2月4日)時点のものです。