大阪健康福祉短期大学(高倉台)の学生らと西井啓子評議員ら関係者が12月23日、泉ケ丘駅前の街頭で、被災地・能登半島に寄せる募金を呼びかけた。
通勤通学の人通りが増える夕方の6時、バス停近くに並んだのはボランティアサークルの学生ら。最初は緊張した面持ちで遠慮気味に声をかけていたが、次第に大きく良く通る声で「募金をお願いします」と声を合わせて呼びかけ。足を止めて「少しだけやけど」と募金してくれた人には「ご協力ありがとうございます」とさわやかに感謝を伝えていた。
母親と一緒に通りかかった幼児が、小さな手にお金を握りしめて近づいた時には、募金箱を子どもが入れやすい位置に下げ、子どもの目線に合わせて対応。日頃から幼児教育を学んでいる学生ならではの気遣いを見せていた。
募金活動は10月30日に続いて2度目。同サークルでは大阪府下の他大学と連携して、現地ボランティアに赴いた人の体験を共有してきた。部長の松崎さん(子ども福祉学科2回生)は「被災地の大変な状況を聞いてきたので、少しでも力になれたらという思いで活動しました」と。集まった募金は後日、石川県大阪事務所へ義援金として届ける。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年1月22日)時点のものです。