[堺市南区]馬頭琴コンサート盛況 文化大使の佐藤さんらが実行委

投稿者 記者・ 冨尾

泉北ニュータウンで馬頭琴を聴く実行委員会提供

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12月8日、モンゴル日本外交関係樹立50周年・楽団設立30周年を記念する「モンゴル国立馬頭琴交響楽団〜風と大地のコンサート2022」が、ビッグ・アイで開かれた。

午前中は子ども向けイベントが開催され、近隣の小学校(茶山台・若松台・竹城台・竹城台東・三原台・上神谷・宮山台)の児童約千人が参加した。モンゴル国文化大使の佐藤紀子さん(宮山台1丁)が、スライドを使い、モンゴルの自然や生活、文化などを分かりやすく紹介。また馬頭琴の演奏に合わせ、佐藤さんがモンゴル民話『スーホの白い馬』を読み聞かせた。

午後からは総勢44人の楽団員がモンゴル民謡やクラシックを披露。大草原を馬が疾走する様子を連想させる曲や壮大な自然を表すダイナミックな演奏に全員が圧倒された。ソプラノ歌手やバリトン歌手の素晴らしい歌声には惜しみない拍手が送られた。「花が咲く」「故郷」の日本の歌が披露されると、一段と盛り上がった。また第2部の始めには、吉野杉で作られた馬頭琴をはじめ、モンゴルの民族楽器が佐藤さんにより紹介された。そして午前・午後ともに、モンゴルと日本の2人の11歳の男の子が「星に願いを」を演奏した。

今回、泉北での開催は「泉北ニュータウンで馬頭琴を聴く実行委員会」が主催し、佐藤さんと共に4月から準備してきた。特にチケット販売では販売所探しや交渉などに奔走した。当日は、受け付け、会場案内、写真撮影、アナウンス、花束贈呈など8人のボランティア委員が担当した。コンサート後、大役を果たした委員達は安堵の表情を浮かべた。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年12月19日)時点のものです。

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