[和泉市]桃大でクリスマスコンサート

投稿者 記者・ 杉本

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12月3日、桃山学院大学礼拝堂でチャペルクリスマスコンサートが開催された。礼拝堂はキャンドルやポインセチアで美しく飾りつけられ、いかにもクリスマスらしい厳かな雰囲気。

第一部は専属オルガニストの堀江光一さんによるパイプオルガン演奏。同礼拝堂のパイプオルガンはイギリス・ロンドンのマンダー社で1年かけて製造され、1度解体して船便で運ばれたものを組み立てたもの。美しい彫刻がほどこされたオークの中に合計938本のパイプがあり、荘厳で多彩な音を奏でる。曲目は聖歌やクラシックから、「上を向いて歩こう」など明るい希望に満ちたポップスまでバラエティ豊かで、聴衆は豊かなパイプオルガンの響きに酔いしれた。

次はチャペル付属聖歌隊による合唱。おそろいの真紅の衣装に身を包んだ聖歌隊が美しいハーモニーで「もろびとこぞりて」や「アメージンググレイス」を歌い上げるとクリスマスムード満点。

最後はチャプレン(協会以外の場所で働く聖職者のこと)によるバイオリン演奏。パイプオルガンの伴奏にあわせ、バッハ&グノーの「アベマリア」や明るく軽快な「レットイットスノー」などを披露した。「小さなツバメ(ウクライナ民謡)」では農業国であるウクライナに伝わる窓からツバメが飛び込んでくると豊作になるという言い伝えを紹介し、ウクライナに思いを寄せた。学内では5時から青と黄色のウクライナカラーのイルミネーションも行われた。

最後は会場全員で「荒野の果てに」を合唱し、場内は一体感に包まれた。YouTubeでコンサートの動画を配信(桃山学院大学ホームページにリンクあり)。期間は1月23日まで。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年12月19日)時点のものです。

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