[堺市南区]櫻井神社でしめ縄作り

投稿者 記者・ 浅利

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櫻井神社で12月11日、年末恒例のしめ縄と門松作りが行われた。地元・片蔵の氏子役員ら約20人が集まり、2か所に分かれながら慣れた手つきで作業。一対の大きな門松と、国宝・拝殿をはじめ境内各所に掛ける真新しいしめ縄が出来上がった。

しめ縄を作るのは富蔵で今年収穫したもち米の藁(わら)。藁をそのままの長さで残せるように、ひと昔前の機械を使って収穫した。その後は天日で干し、根元周りについている「すえ」を取って作業に備えてきた。

下準備した藁を手でより合わせながら、途中で継ぎ足してさらにより合わせ、長くしていく。手に塩水をつけて清めながら行うのは、乾燥した藁を扱いやすくするためでもあるという。一番長いものは15尺(約4メートル55センチ )。総代の八田忠敬(ただのり)さんをはじめ、見事なチームワークで長短合わせて約40本のしめ縄が完成した。

門松の制作に使われる青竹は、境内で育っているものを切り出す。合わせる松も、雄松と雌松に分けて育てているものを使っている。手作りした真新しい門松としめ縄が、新年の福を呼び込んでくれそうだ。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年12月23日)時点のものです。

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