[和泉市]子ども達が壁画アート

投稿者 記者・ 杉本

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3日の文化の日、和泉市久保惣記念美術館隣接地ワークショップスペースで「壁画アート子どもワークショップ」が開催された。同美術館で展示していた現代美術のアクションペイント作品にちなんで、壁画アートに親しんでもらおうと企画されたもの。

最初に美術館スタッフがジャクソン・ポロック(米)作品の写真パネルを使って、どのように作品が作られたかを説明。ポロックの作品はフロイトの精神分析をもとにしたオートマティスム(自動記述法。既成概念や理性に囚われず無意識下で作り出された芸術表現)から派生したと言われていて、「ポーリング(流し込む)」や「ドロッピング(滴らせる)」をコントロールして生み出された。

色を選んで筆で飛ばす技法に子ども達は興味をそそられた様子で、やる気まんまんで早速作品作りに取り掛かった。上山塗装店の協力で用意されたたくさんの水性塗料から好きな色を選んで紙コップに入れると、会場の美術館隣接地の壁に向かって元気よく筆を振って塗料を飛ばした。グレー一色だった壁はみるみる華やかな色があふれた。子ども達は小さな芸術家よろしく、少し離れて眺めては次々と違う色を選んで飛ばしていった。共同作品は塗料が乾くまで1週間置いた後そのまま展示され、美術館の横を歩く人の目を楽しませる予定。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年11月18日)時点のものです。

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