[和泉市]海外の学生2人受入れ 日本で看護師めざす・光明台のデイサービス 

投稿者 記者・ 元村

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10月3日、デイサービス施設「だんらんの家 光明台」で2人のインドネシア人看護学生のインターンシップ生就任式が行われた。外国人対象の新インターンシップ制度が始まって以降本州初の取り組み。来日したのはリカ・メイサリさんとメリ・ヌルマラさんで、2人はインドネシアのジャカルタ近郊にあるYPIBマジェレンカ看護大学の学生。6か月間の就労体験で日本の介護・看護を学ぶ予定だ。

2020年5月にガイドラインが作成された新たなインターンシップ制度では、受け入れ事業所は期間の半年間で組織が実際うまくいくか試すことができ、海外の学生は日本の看護・介護と日本語を実戦的に学べる上に大学の単位を得られるので双方にメリットがある。

就任式ではリカさんとメリさんが覚えたての日本語で一生懸命にあいさつ。ニコニコ笑顔で若さあふれる2人を施設利用者があたたかい歓迎の拍手で迎えた。スタッフから手書きの寄せ書きが贈呈され、感激のあまり涙する場面も。式が終わると、2人は早速利用者のサポートを開始。笑顔を絶やさず甲斐甲斐しく動く2人に、利用者は「孫みたいで可愛い。うれしくて涙が出てきたわ」と大絶賛。

リカさんとメリさんは「看護・介護と日本語をしっかり勉強して、お休みの日には街を歩いてたこ焼きとかうどんを食べに行きたいです。インターンシップが終わったら大学に戻って、卒業後は看護師になります。将来日本で働けたらいいなと思っています」と抱負を語った。

だんらんの家を運営する泉州ケアサービス代表取締役の阪口公一さんは「若い世代はスマートフォンの翻訳ツールやLINEを使えるので、言葉の壁を乗り越えることができる。これを機に、外国人の方に介護に親しんでほしいです」と語った。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年11月3日)時点のものです。

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