[堺市南区]80歳の佐々木さん受賞 絵本「ひかるめのなぞ」出版

投稿者 記者・ 横山

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宮山台在住

宮山台在住の佐々木文彦さん(80歳)作・絵の絵本「ひかるめのなぞ」が、絵本出版賞審査委員会が主催する第7回「絵本出版賞・優秀賞」を受賞。9月23日、みらいパブリックから出版された。

佐々木さんは、大阪府立大学名誉教授で元大阪府立大学大学院獣医解剖学教授。

動物解剖学の実習と授業を長らく担当し、人間と犬の身体の違いなどを分かりやすく書いた「楽しい解剖学/ぼくとチョビの体のちがい」などの著書がある。

幼い子どもたちにも科学の楽しさを知ってほしいと、絵本作りに初挑戦。3年前から同賞の一般応募に応募し、3回目で受賞に輝いた。

「ひかるめのなぞ」のきっかけは、友人の動物園の元園長。夜でも動物の目がピカピカ光ることを聞き、人間の目は光らないのにと不思議に思い調べるとおもしろいことが続々判明。子どもたちに伝えたいと作品作りに。動物の目が暗いと光る仕組みを佐々木さんは趣味の切り絵で表現。子どもの頃から絵が得意だった佐々木さん。可愛らしい動物たちや恐竜を切り絵で表すことで暖かみを際立たせている。

出版に至り難しかったのは、子どもが理解できる言葉を探すこと。佐々木さんは「たくさんの方々のサポートがあり、1冊の絵本が仕上がり感謝です」と。次回作の構想も練っている。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年9月30日)時点のものです。

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