この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
8月9日、槇塚台近隣センターの「槇塚台まち・ひと・しごと創造ステーションHARUKA」で、「かんたんスマホ講座」を開いた。集まった高齢の受講者は、泉北高校や堺東高校、狭山高校の生徒からスマホの操作などを学んだ。
主催したのは大阪経済大学教授の髙井逸司さん。これまで髙井ゼミの学生が講師となり、関西各地で開いた講座は好評を得ている。
講座開催のきっかけは、コロナウイルス感染拡大に伴い、これまで開催していた高齢者のための体操教室が中止となり、通話アプリのLINEを利用してコミュニケーションを取ろうと考えたこと。しかしLINEを利用している高齢者が少なく、スマホを使いこなせない人が多いことを知り、まずは高齢者がスマホをスムーズに活用できるようにと講座を開いてきた。
泉北では新檜尾台地域会館や泉ヶ丘センタービルで開催。髙井ゼミや大阪健康福祉短期大学の学生、泉北高校の生徒らが講師となり、指導してきた。
今回も、まずはスマホに慣れることと多世代交流を目的に開催した。LINEの使い方やQRコードの読み取り、迷惑メールの対処の仕方などを学んだ。
参加した受講者は「スマホをもっと活用したい」「若い人と会話して楽しかった」と孫のような「先生」との交流を喜んだ。また指導するのが初めての高校生は「教え方が丁寧とほめてもらえた」と。