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桃山学院大学の学生が地域の安全に貢献し、児童の安全を見守るボランティア団体「桃パト活動」。約60名のメンバーの中から10名前後が交代で、週3回ほど地域の児童や住民とのつながりを重視した活動を実施している。
14年より緑ケ丘小学校の下校時間に合わせて地域の人と一緒に通学路に立って、横断歩道での旗振りなど児童の交通安全の見守りや犯罪の被害防止を行う。
将来警察官を目指しているという桃パト活動代表の堀瑞季さんは、「以前は小学生が関係する交通事故をテレビで見るだけの立場だったけれど、桃パトとして交差点や通学路に実際に立ってみると、小学生の視野の狭さを知り、車のドライバーの横断歩道での一時停止無視などを見ると自分達の活動がそれらの抑止力になれたらうれしい」と言う。また下校中の小学生に感謝されることもあるそう。
自分の暮らす地域でも道で見かける子どもや高齢者が危ない状況だと声掛けができるようになったとか。
副代表の西田絢華さんは、ボランティア活動に興味があり、人の役に立ちたいとの思いから活動に参加したところ、地域の人とあいさつを交わす事で自分自身の気持ちが穏やかになったと笑顔で話す。