この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
泉北の緑道を日本一立派にしようと、昨年発足した一般社団法人「泉北のみどりを守る会」(代表理事=三木雅明さん・花いっぱいゃさかい南グループ代表)が、緑道整備の財源を目的としたふるさと納税を設けるよう、永藤市長に近く要望書を出す。
緑道整備のふるさと納税は、南区のまちづくり事業の一つとして17・18年に実施。桃山台の緑道をランニングコースとして地面に距離を表示。ベンチも設置。19年は樹木更新に活用された。しかし20年からは緑道指定の項目がなくなった。同会では、その復活を来年度から求めている。
緑道は府企業局が、各住区に網の目のように張り巡らした遊歩道だ。千里ニュータウンにもない日本最大の規模であり、各住区の都市公園を結んでいる。しかし、50年経って荒廃が目立ってきた。維持管理が府から市に移されて、特にひどくなってきた。市は充実させるカネがないと言う。そのため同会は、ふるさと納税で住民からの財源を確保することにした。
標識やベンチなどの充実へ栂・光明池地区でも点検
同会は今年度の活動として栂地区と光明池地区との緑道にトイレ、標識、ベンチなどを充実させるための点検をする。これをまとめて、10月頃に公園緑地部に要望する。泉ヶ丘地区は昨年秋に要望した。さらに泉ヶ丘地区の樹木状態も点検中である。
個人や法人の賛同者募る
同会は事業に賛同する会員を募っている。個人会員は1口千円、法人会員は1万円。申込書は南堺警察署前のすまいるセンター072・299・2323、泉北郵便局向かい側のコミュニティ事務所072・29
1・2525に置いている。郵送して欲しい人はFAX072・299・2803またはメール671002yn@iris.eonet.ne.jp