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1月30日、和泉警察署生活安全課は、光明台幼稚園で職員を対象にした不審者対応の訓練を行った。
はじめに、さすまた練習を行い、本来の使用目的(人を押さえつけるものではなく、不審者との距離を取り身を守るためのもの)、持ち方や使い方を署員から習った。その後、園庭に現れた不審者に対し、声のかけ方、警察へ通報、園内放送で避難警戒の呼びかけ、園児たちの安全の確保と避難、不審者へさすまたを使っての対応を実践した。
最後に園内放送で署員から園児たちに「先生のいうことをよく聞き、外で怪しい人に会ったら、〝いかのおすし〞(ついて行かない、車に乗らない、大声を出す、すぐ逃げる、知らせる)を守って」と話した。
訓練後署員から講評を受け、参加した園職員らは「実際遭遇した時に備えて常に意識しておきたい。さすまたを体験出来て良かった」などと振り返った。
「一番大事なのは、子どもを不審者から遠ざけることと先生自身が自分の身を守ること。不審者を捕まえるのではなく外に追い出すという意識で接してほしい」と話した。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年2月14日)時点のものです。