記者・ 浅利
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庭代台の所さんら
堺鈴の宮一輪車クラブのメンバーで結成したグループ「フェアリーテイル」が、昨年11月にビッグアイで開かれた大阪府障害者芸術文化コンテストでグランプリを受賞した。
出場したのは所希恵さん（庭代台）、田中杏樹さん（中区）、田中桃果さん（中区）、楠ななみさん（西区）の４人。
長年同じクラブで練習してきた仲良しグループで、障害者と健常者が一緒に出場できる同コンテストに挑戦。事前選考会を通過後、コーチの指導の下で練習を重ねてきた。
娘の希恵さんを見守ってきた母・一美さんは「言葉だけで理解することや複雑な動きを覚えること、気持ちの切り替えが難しいこともあり、形になるまでに時間がかかりました」と。
それでも、コーチとメンバーが根気強く付き合ってくれ、時には厳しく指導してくれたおかげで、普段と違う初めての舞台でも息の合った見事な演技を披露できた。
当日はクラブのほかのメンバーや保護者、学校の同級生などが応援に駆けつけてくれた中での受賞に大喜び。
コロナ禍で関西での大会が全くなくなっていたので、コンテストはいい刺激になったという。
「気持ちを新たに春に予定しているクラブ発表会に向けて、頑張って練習しています」と。
同クラブでは新メンバー募集中。日曜と月曜の夜に八田荘中学校で練習。
問い合わせはyuki8415@gmail.com
記事中に掲載されている情報は掲載日（2023年2月1日）時点のものです。
