[堺市南区]35年前設立のカトレア会 厚労省から表彰|変形性股関節症友の会

投稿者 記者・ 横山

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変形性股関節症友の会・カトレア会が「厚生労働大臣表彰」に選ばれ1月21日、ファインプラザ大阪(城山台)で伝達式がとり行われた。

長年のボランティア活動が地域社会づくりへの貢献と功績が認められ「ボランティア功労団体」として表彰。
伝達式では会員やボランティア先の特別養護老人ホーム・故郷の家の巽耕作施設長が見守るなか、堺市健康福祉局活福祉部地域共生推進課・堀毛忠弘推進係長から同会代表の岩本芳江さん(赤坂台)に表彰状と記念品が手渡された。

40年前、小学校教員をしていた岩本さんは変形性股関節症のため手術を受けながら痛む足で通勤していた。
悩みを分かち合いたいと、同じ病を持つ人たちを本紙で呼び掛けた。すると会場のファインプラザロビーには6人の参加者が集まり、35年前同会を設立。

新設後は、ファインプラザを拠点に月に1回、専門医師を招いての医療勉強会やリハビリ講座、健康体操、情報交換会を聞くなどの例会を開催。
最盛期には会員が延べ600人にもなり2014年には内閣府「エイジレス章」も受賞している。

同会では「明るくいつも前向きに」を理念にボランティア活動も多岐に渡り熱心に取り組んでいる。
故郷の家では、16年前から利用者の要望で生まれた「日本語教室」をスタート。コロナ禍前は会員有志が毎週通い、利用者と日本語や算数のドリル、歌を歌う、話しを聞くなどを一緒に楽しむボランティアを続けてきた。

年1回発行する会報は、会員から100〜200ページにも及ぶ原稿が集まり、昨年5月、第34号が発刊された。
岩本さんは「いろんな方々の支えと会員仲間のお陰で表彰が受けられ感謝です」と。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年2月6日)時点のものです。

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