「宝くじ当選の手数料を払え」 店員が詐欺に気づく 南堺署が感謝状

投稿者 記者・ 松林

被害防止に貢献したセブンイレブン光明池駅店の皆さんと南堺警察武市署長

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3日、特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、セブンイレブン泉北高速光明池駅店のアルバイト店員池田嘉か威いさんと阪田拓海(たく)さんに、南堺警察武市署長から感謝状とオリジナル色紙が贈られた。新型コロナ感染拡大中のため、同店舗にて贈呈式が行われた。

12月21日夜、来店した高齢男性が「宝くじが3億円当たった。2千円の手数料を支払えば貰える」と電子マネーの購入を申し出た。対応した阪田さんが、男性のスマートフォンに送られてきたというメールを確認すると、明らかに怪しい画面だったため詐欺を直感。男性にそのことを伝えたが「2千円やからいい」との返事だった。このやり取りに気付いた池田さんが里(さと長に電話連絡。すぐ警察に通報するよう指示を受け、池田さんは近くの交番へ駆け込んだ。帰宅時間帯で来客も多い中、機転の利いたふたりの連携プレーにより事なきを得た。特殊詐欺については店全体で日頃から気を付けているそう。

今回の表彰に二人は「とてもびっくりしている」と。もう一人の店長古田さんは「よく対応してくれた。表彰を受け、スタッフ皆にもいいきっかけになると思う」と話した。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年2月14日)時点のものです。

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