[大阪狭山市]シニアの音楽祭賑わう 動物保護バザーも実施

投稿者 記者・ 山本こ

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小ホールで、「狭山シニア音楽祭」が開催された。旧「60歳以上の音楽祭」が名称を変更。5回目となる今回は86名の活気あふれるシニアが参加し、ピアノやギター・歌・篠笛・バイオリンなど、日頃の練習の成果を披露した。

オープニングは、琴伝流大正琴つぼみの会の17人が、鮮やかな黒と赤の衣装で「能登半島」「恋のフーガ」を演奏。観客の心をつかんだ。他にも、12人のウクレレによる「南の島のハメハメハ大王」や、めったに見られない、尺八とピアノのアンサンブルなど、数々の熱演に観客から惜しみない拍手が送られた。

渡辺明徳さん(70歳・晴美台)は、ウクレレで「賛美歌〝慈しみ深き〞」を披露。緊張から途中で演奏が止まってしまい、「あれ?うまくいかんな」と最初からもう一度演奏し直す場面もあったが、「アメージング・グレース」の弾き語りでは見事な歌声も披露。会場を魅了した。

〝認知症の予防に〞と家族に勧められ、中学生以来、55年ぶりにウクレレを再開したという渡辺さん。「本番でミスをして悔しい。また挑戦したいです」と、語った。

小ホール・ホワイエでは、「猫ともクラブin大阪狭山」「にしきんち」など、地域で活動する4つの動物保護団体がチャリティバザーを行い、会に花を添えた。

主催の「大人のピアノ研究会」代表・三上香子さん(60歳・池尻自由丘)は、「コロナが心配でしたが、無事に開催できてよかったです」と、ほっとした笑顔を見せた。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年2月10日)時点のものです。

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