昨年、「第4回リアビズ高校生模擬起業グランプリ」でグランプリを獲得した富田林高校「ぷるーとん」メンバーの尾﨑梨乃(りの)さん(3年生)が、7月に開催された「国際経済オリンピック(IEO)2024年香港大会」の日本代表(全国で5人のうちの1人)に選ばれ参加した。
この大会は年に一度、世界中の高校生が集まり経済学や金融リテラシー、ビジネスケースの3科目で競う。
団体戦のビジネスケースでは課題の発表から24時間でプレゼンを完成させ、翌日英語で発表を行う。尾﨑さんはリーダーとして担当の割り振りなどを行った。今回は「香港の住宅事情について、政府に提案するとしたら?」という課題について、「現在、住む家がない人たちがいるのに、空き家がたくさんある。それをマッチングさせるシステムを考えたらどうか」と提案した。
52か国が参加する中、日本代表の総合順位は39位に終わったものの、尾﨑さんは「最初はたくさんの言語があふれている空気感に圧倒されていましたが、自分から積極的に話しかけ、たくさん友達ができました!そして、多くの国の人と関わる中で、たくさんの言語、文化を学びたいと思いました」と話した。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年11月30日)時点のものです。