金剛団地第4集会所(324号棟)で毎週木・土曜10時〜3時に開催される「自治会サロン・つどい」。誰でも気軽に集える喫茶で、70〜90代の利用者が多い。
隣接する部屋ではサークルの発表や体操などが行われており、参加者が終了後に立ち寄ることもしばしば。
部屋の本棚には寄付された本がぎっしりと並び、貸し出しも可能。読書する人、テレビを観る人、おしゃべりを楽しむ人、皆が思い思いに過ごし、リラックスムードだ。
利用者の男性は、「ここは老人の憩いの場。男同士だと時事問題や野球の話、世間話をよくする。コーヒーが100円で飲めて涼める。週2回楽しみに来ている」と話してくれた。
「若い世代に引き継ぎたい」
同サロンは自治会長の豊原悦子さんが代表で20年間運営している。気さくで話題の尽きない豊原さんだが、始めた50代当初は自分に高齢者との交流が務まるだろうかと自問することもあったという。
豊原さんは「人が集う大切な場所だけど、引き継いでくれる若い世代の人がいないのが課題。サポートするので、若いリーダーが現れたら任せたい」と話している。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年10月13日)時点のものです。