錦織公園で小学4~6年生が活動する通年プログラム「わんぱくクラブ」は、自然の中で一日過ごせて家庭ではできない体験ができ、学校以外の友人と遊ぶ機会が持てるのも魅力。今年度は応募多数により、23人が赤組・白組の2チームに分かれて実施している。
7月13日、赤組4回目の活動日は夏らしく「そうめん流し」が行われた。富田林市内外から参加した7人のメンバーはすっかり打ち解けていて男女共に仲が良い。担当の後藤清せいし史さん含め全員が下の名前で呼び合い、後藤さんとも親しく接する姿は仲間そのもの。
装置の組み立ても自分達で
園内で採取した竹と道具を使って子どもたちだけで組み立て作業を行う。竹でどうやったらそうめんを流せるか?設置方法を絵に描いて案を出し合う。梯子と椅子を土台にして竹をロープで固定後、ホースも固定した。竹の傾斜や水量を調整し、装置を完成させた。
いよいよ、後藤さんがそうめんを流すと上手に箸で取り、おいしいとほおばる。次に各自持参した食べ物を流す。トマトにぶどう、ちくわ、カニカマ。中でもゼリー、グミ、アメは争奪戦で大盛り上がり。「普通に食べるより流しそうめんで食べる方が楽しいしおいしかった」と、満面の笑顔。
後藤さんは「現代の子は大人に指示され慣れている。私は掃除と片付け以外はあまり指示しない」と話す。活動中もヒントを与えるに留め、子ども自身に考えさせ自主性が育つよう見守っていた。
新メンバーの募集は2026年2月中旬より開始予定。

