大阪狭山市で4月から実施している大阪・関西万博校外学習に参加した小学生が、7月14日に大阪狭山市長に、同月18日に大阪府教育委員会教育長・教育監らに成果を報告した。
ポーランド館でオリジナルの花(花言葉を活用)が作れるマシンを実際に触ってみた児童は「自分の思っていることを、うまく言葉にできなくても相手に伝えることができる素敵な道具だ」と。韓国館で二酸化炭素を水素に変える技術を見て「地球環境を壊さないことを意識している。世界の人々が安心して過ごせる地球をつくることにつながる」、他には「海外からのキャストに話しかけられ、会話にチャレンジした」と発表した児童も。参加者は、これらの体験を新聞やイラストを取り入れた感想文などの作品として提出し感想を報告した。
また、各校では教室や廊下にこれらの作品を展示し「学びをアウトプット」する機会も設けた。 同市教育委員会は「学齢に応じた学びとなった。『グローカル人材を育てる』本市教育方針の大きな成果となるよう子どもたちの振り返りを丁寧に行っていきたい」と話した
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年10月13日)時点のものです。

