水彩画・銅版画家として、全国に名を馳せる織田義郎(よしお)さん(大野台・83歳)。
幼少の頃から、絵を描くのが大好きだったという織田さん。大手企業に会社員として勤めたが、趣味で描いていた絵が評判を呼び、48歳の時に画業に専念。「風景画を極めたい」と美しい景色を求めて、アメリカやヨーロッパの各国を自らの足で巡った。『ロマンティック&ノスタルジー』と称される織田さんの絵は、初めて見るのにどこか懐かしく、郷愁を誘う。
全国の百貨店などで、毎年30回以上の個展を開き、熱心なファンも多い。サイン会では長蛇の列を作るほどの人気だ。
80歳を超えてもなお、創作意欲はとどまるところを知らず「83歳の今が一番絵がうまい」と笑う。
9月18日〜28日、10時〜6時(最終日は5時まで・22日休廊)、ギャラリー美游館(びゆうかん・西山台6丁目1番16号)で、「織田義郎版画展」を開催する。ドイツのノイシュバンシュタイン城など、織田さんの真骨頂である欧米の風景画のほか、今回初めて櫻井神社・ハーベストの丘・鉢ヶ峯の田園風景など、泉北地区の風景画も出品。「地域の人にぜひ見て欲しい」と。地元・狭山での個展はめったになく、貴重な機会。
問い合わせはギャラリー美游館072・367・5650
Information
以下の情報は2024/10/10時点のものです
ギャラリー美游館(びゆうかん)
- 電話番号
- 072-367-5650
- 住所
- 大阪狭山市西山台6丁目1番16号
- 営業時間
- 10:00~18:00