先のコロナ禍で、高齢者の健康状態が全般的に悪化したデータを受け、ウォーキングを定期的に実施することで町も人も元気にするプロジェクト「ウェルネス健幸ウォーキング研究会」が、富田林で発足した。
寺池台5丁目自治会ボランティア倶楽部と大阪公立大学・キタバ薬局がタッグを組み、ウォーキング習慣化の促進のために半年に一度、握力や骨密度・下肢筋力などの身体計測会を開催。計測結果の改善を自身で実感することで、ウォーキングのモチベーションを上げる一助にしたいとしている。
先の計測会では、寺池台・高辺台を中心に70代〜80代の約100人が参加。血圧測定や片足立ちなどの検査を受けた。実際にウォーキングを続けている人は、検査結果の改善が顕著に出るという。プロジェクトを主催する緒方清隆さん(80歳・寺池台)は「10分程度のウォーキングを1日数回するだけでも健康効果が期待できます。ウォーキングでロコモを予防し、健康寿命を延ばしませんか」と。
次回の身体計測会は①8月31日、1時〜4時、金剛連絡所2階ホール②9月15日、1時〜4時、キタバ薬局向陽台店。
誰でも参加可能。事前申し込み不要。当日会場へ。参加費無料。問い合わせは緒方さん090・4644・7962
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年8月18日)時点のものです。