3月9日、好天に恵まれ「第5回寺池公園プレーパーク&パラソルカフェ」が開催された。
たくさんの子どもたちが自然の木々や落ち葉、傾斜を利用した遊具を楽しんだ。また、今回は見晴らしの良い水辺の「寺池テラス」でコンサートが開かれ、地域にゆかりのある5組の演奏に観客は盛り上がった。
工作コーナーでは、大阪大谷大学教育学部の学童クラブメンバーが子どもたちと触れ合い「学生にとっても勉強になる」と教員は話した。他にも絵を見て同じ木を探し当てるクイズを楽しむ親子やモルックに挑戦する幼い子どもたちの姿も。「次は何する?」と話す声があちこちから聞こえた。
開催を重ねるごとにボランティアスタッフも増えて、運営がスムーズになってきたという。富田林市の昭和製線が電機関連を提供、WAKO COFFEEがカフェ出店など、地元企業も協賛した。帰り際には協力金に募金する参加者の姿やアンケートには毎年開催を望む声などがあり、イベントは好評のようだ。
主催した「寺池公園等を活かしたまちづくりの会」会長の友田研也さんは、寺池を核に色んな仲間がつながって活性化していくことを目指している。「市民の力に火をつける」と意気込んだ。
3月16日には同会メンバーと水利組合が共同で公園の除草・伐木活動を行い、「寺池公園クリーンDay」と称して、自治会の人たちと清掃活動後、寺池テラスで豚汁とカフェを楽しんだ。快適な空間の維持にも精力的に取り組んでいる。