姉妹都市である、米国オレゴン州オンタリオ市と、毎年交流を重ねてきた大阪狭山市。1974年の姉妹都市締結後、約330人のオンタリオ市民が狭山を訪れ、また、大阪狭山からも、550人以上の学生・市民がオンタリオを訪問し、親睦を深めてきた。
24年は、姉妹都市締結50周年ということもあり、10月にオンタリオから中学生〜成人14人が来日。住民との交流や日本文化体験を大いに楽しんだ。市立南第二小学校や南中学校におもむき、授業や給食を体験。その後、児童・生徒らと一緒に教室の掃除も行った。
大野台にある、茶室のあるホストファミリー宅では、茶道を体験。正座には苦戦する人が多かったが、茶室の厳かな雰囲気や、独特の作法・流儀に興味津々の様子。たてられた茶を丁寧に、味わうように飲む姿が印象的だった。
その後、カラオケやお好み焼きも体験。大阪狭山の印象について、「皆さん、とても優しい人ばかり。毎日、新鮮な体験が出来て、本当に楽しいです」と、満面の笑顔で話した。「日本は、ご飯がとてもおいしい!アメリカに帰りたくない」と話す人も。
一行はその後、奈良や京都も訪問し、「また必ず戻ってきます」と誓い、帰途についた。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年3月18日)時点のものです。