今年6月に発足20周年を迎える写真愛好家クラブ「金剛写楽」。〝そのシーンをいかに切り取るか〞という面白さを楽しんでいる。
現在、メンバーは10名(うち女性1名)。講師はソニー認定プロカメラマンの島本靖せい治じさん(津々山台)。「写真は頭と体、両方を使う趣味で認知症予防にも良い」と話す。
当日の例会では、撮影会で訪れた難波や大阪駅での写真をメインに、一人10枚以内の作品を机の上に展示。全部の写真に題名が付いている。優れた作品にはA・B・Cの札が置かれ、講師が一点一点、丁寧に講評していく。メンバーは題名を付ける難しさを感じた様子。アドバイスをメモする姿も。
講師の島本さんは「写真は正解でなくていい。自分がどう思って撮ったかが大事。主人公を明確にし、それが引き立つ簡潔なタイトルを付け、見る人にイメージさせる。カメラマンの工夫が見える写真が良い」と指導した。メンバーのいきいきとした表情から、レンズ越しの景色に向き合う楽しさが伝わって来た。
3月22日〜28日、金剛公民館で作品展を開催。
メンバー募集中。女性歓迎。第3金曜1時半〜3時半、金剛公民館で例会。野外での撮影会もあり。会費月千円。体験見学可。
上田さん090・9549・8042
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年3月3日)時点のものです。