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新代表は小学校教員の井上さん
長らく、不登校や引きこもりの家族を支援してきた「若者自立支援センター・のびのび」が新しく生まれ変わった。
同会は、45年にわたって、森岡峰美さんが不登校の子どもとその家族を学習面や精神面からサポートしてきたが、森岡さんが高齢のため引退。
昨年12月に、新代表として、井上勝博(まさひろ)さん(35歳・東野西)が後を引き継いだ。
小学校教諭でもある井上さんは、教育現場で、不登校に悩む家庭が多いことを実感。
学校の外からも情報を発信し、サポートしていきたいと、代表就任の決意を語った。
のびのびでは、毎月1回、不登校に悩む保護者らと交流する機会を設けている。
取材日は、「親子の良い関係づくりのために」というテーマで、井上さんが講義。
一人で悩みを抱え込まないこと、頑張りすぎないこと、などを、分かりやすく熱心に説いた。
その後は、保護者同士で互いの悩みを語り合った。時折、笑いもおきる和やかな雰囲気の中、参加者からの「思春期の息子とどう接したらいいか分からない」などの悩みに、自らの経験談を交えながら「自分を責めないで」などのアドバイスを伝え合った。
「悩める親の心の拠り所になれたら」と、井上さん。
今後の開催は、2月19日、3月19日、共に1時半から。大阪狭山市コミュニティセンターで。参加費500円。要事前申し込み。
申し込みと問い合わせは、井上さん080-5367-0947