きらめき創造館(富田林市常盤町)で、毎月、アレルゲンフリーの子ども食堂「トピックずーむ食堂」が開かれている。
主催するのは、「元気な若者育成」・「活気ある町づくり」を目指して活動するNPO法人ゲキトモエンターテイメント。6年前から、地元の新鮮な食材を利用した、カレーライス・お好み焼きを提供している。
同食堂の大きな特長は、アレルゲンの一つである、卵と小麦粉を使用していないこと。お好み焼きは米粉と、卵不使用のマヨネーズ・アレルゲンフリーのソースを使い、カレーライスもアレルゲンフリーのカレー粉を使用。また、宗教上の理由から食べられない人もいる、豚肉を使わず、ツナ缶などで代用している。
「目の前の困っている人をなんとかしてあげたいと思っていたら、小麦粉と卵・豚肉不使用になりました」と、代表の谷川うりさん(美山台)。代金も、以前は子どものみ100円だったが、コロナ禍でアルバイトがなくなり、食費にも困る大学生らを目の当たりにして、大学生まで100円にした。谷川さんらの愛があふれる食堂は、開催日には子どもから高齢者までたくさんの人が訪れる。「地域の人たちの心のよりどころにもなれば」と。
トピックずーむ食堂は、毎月第3土曜日、4時〜6時(第3土曜が祝日の場合は、第2土曜日)に開催。子ども〜大学生が100円。大人は200円。初めて利用する人はQRコードから利用者登録を。予約優先。
問い合わせは、谷川さん090・1968・7541