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狭山中学校を74年に卒業した同窓生らによるゴルフ大会が、14年間続けられている このゴルフ大会は、08年に第1回目が開催。その後、年に4回のペースで続けられ、今年5月に50回目を迎えた。きっかけは、同中学同窓会での元教師・澤田宗和さん(81歳)と元生徒の何気ない会話だった。「先生はゴルフされますか?」「するで。今度一緒にしようや」。そして、同級生と先生によるゴルフ大会『澤田杯』が始まった。
大会には常時15人ほどが参加。澤田杯に参加したくてゴルフを始めたという人も。元生徒らも既に還暦を過ぎたが、集まれば青春時代にタイムスリップ。中学生の頃のニックネームで呼び合い、先生と生徒だった当時の関係がよみがえる。ゴルフ中も和気あいあいと笑いが絶えない。
開催50回の記念として、生徒らから澤田さんに、写真と〝先生、いつまでもお元気で!〞など、澤田さんへのメッセージがつづられた手作りのアルバムが贈られた。「教師としてこんな嬉しいことはない。一生の宝物です」と、感慨深げな澤田さん。80歳を超え、持病を抱えながらも、生き生きと前向きにいられるのは生徒らとの固い絆があるから。「これからもずっと澤田杯を続けていきたい。まずは60回を目標に頑張ります!」と、笑顔で語った。