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11月6日、大野台第8公園で、大野台5・6丁目自治会による「防災・アクティフェスタ」が開催された。
コロナ禍で中止が続いていた、地域のにぎわい作りイベント「アクティフェスタ」が3年ぶりに開催。今回は、防災イベントと共催という初めての試み。フェスタで地域住民同士が顔を合わせて交流を深めることで、災害時の助け合いにもつなげるのが主な趣旨だ。
公園内のミニステージでは、防災アドバイザーの岡本裕紀子さん(東池尻)による講演の他、津軽三味線や尺八の演奏、子どもらのチアリーディングなどが披露され、歓声を浴びていた。また、地元の新鮮野菜の販売や備蓄食の試食コーナー、輪投げや楽しみながら防災知識が身につく謎解きゲームなども行われた。堺市消防局から、震度7までの揺れを起こせる起震車も来場し、リアルな地震を体感しようと大勢の人が列を作った。体験後は「地震の怖さが身にしみました」と、冷や汗をかく人も。会場には、さやりんの他、富田林のご当地ヒーロー・スバルファイブや泉北高速鉄道公式マスコットキャラクターのせんぼくんも登場し、子ども達も大喜び。記念撮影に余念がなかった。カレーパンやスイーツのキッチンカーも来場し、公園は一日中、楽し気な空気に包まれた。
同自主防災組織会長の金谷雅夫さん(48歳・大野台)は、「新たな試みで不安もありましたが、〝楽しかったよ〞と声を掛けてもらって、安心しました」と、安堵の笑顔を見せた。