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児童・生徒の科学研究の募集作品で第65回府学生科学賞が決まった。
中学・高校の部で最優秀賞(各6点)に中学1点、高校2点、優秀賞(各6点)に中学2点、高校1点、富田林市内の学校で多数受賞者を輩出する快挙となった。
最優秀賞(知事賞)に富田林高校の德丸遼さん、和田朋樹(ともき)さん、田中陽斗(はると)さん、西村洋輝(ひろき)さん、塗谷(ぬりたに)翔平さん、畑裕翔(ゆうと)さんらが、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の探究授業で、先輩から引き継いで研究した「磁石と鋼球を用いた免震装置の開発」で入賞。
また、同市内でNPO法人学びと育ち南河内ネットワークの奨学金制度を基に運営されている探究教室「力塾」を研究の場として、初芝富田林中学校の末吉慶大(けいた)さんが「効率よく発電できる風車の羽の形を探る」で最優秀賞(知事賞)に。
富田林高校の平山裕太さん、森山颯太さん、谷野祐稀さんらが「淡水クラゲが脱固着する理由」で同賞(府教委賞)に。富田林高校の奥川陽平さん、櫻井哲平さんが「石川のオオシマドジ
ョウの生態」で優秀賞(府教委賞)にそれぞれ入賞した。
富田林中学校では、同賞(府教委賞)に「なぜ、富中前の石川にアユがいないのか」で島田織彰(あやあき)さん、林和輝さん、長谷川琉平さん、井内睦己(むつき)さん、黒田英汰さん、杉山佳輝(よしき)さんが、同賞(大阪市教委賞)に。「人気曲の傾向と社会の関係」で鳥と谷越千咲(やこしちさき)さんが共に入賞。
最優秀賞の研究作品は、日本学生科学賞の中央審査に進出する。
また、活躍した学校に送られる学校賞に中学校の部、高校の部で富田林中学校・高等学校がそれぞれ選ばれた。