[泉北]障害を乗り越え音楽活動、ネット演奏会に反響 槇塚台の土田さん

投稿者 記者・ 冨尾

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ウクレレの弾き語りで、オンライン演奏会を定期的に開いている土田絵梨沙さん(美原区多治井)。癒やしの音色を奏でるウクレレと優しい歌声が、老人施設で大変好評を得ている。

土田さんは、生まれつき網膜色素変性症という病気で視覚と視野に障害があり、槙塚台近隣センターの「まちかどステーション八やおよろず百萬屋や」の利用者として、農作業や内職などの軽作業を行っている。また広報担当者として点字電子機器を使って、フェイスブックやインスタグラムの更新作業も行う。

小学校から習っているピアノの腕前は、大阪府立視覚支援学校高等部専攻科(音楽)の時に、「第60回ヘレン・ケラー記念音楽コンクール」で奨励賞を獲得するほど。声楽も学び、2年前にウクレレも始めた。「得意な音楽で誰かの役に立てたら」との思いで、昨年の12月から定期的に演奏会を開いている。

高齢者向けのため、知らない昭和歌謡なども全て暗譜しリクエストに答えられるよう備える。

また福祉の仕事に携わりたいと3月に「レクリエーション介護士」の資格も取得した土田さん。「自分のできることを広げたい」と努力を惜しまず、次の資格取得のために猛勉強中。演奏依頼の募集中「一緒に楽しい時間を過ごして、笑顔になってもらいたい。そして対面の演奏会も開きたい」と演奏依頼を募集している。072・289・7139

記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年12月6日)時点のものです。

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