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しなやかな指さばきでトランプを自由自在に繰り、不思議な世界に観客をいざなう。観客の至近距離で演じるクロースアップマジックを得意とする御池台2丁出身のマジシャン隼人さんこと、柴阪隼人さん。プロマジシャンとして約20年、華麗な技と巧みな演出で観客を魅了している。
9歳の頃からテレビで観たマジックや超能力に興味を持ち、不思議な世界に憧れ、「魔法使いになりたい」と思っていた隼人さん。テレビのマジックを自分で見破り、独学で学んできた。元々器用で工作などが得意だったため、マジックの技術もどんどん習得できるようになった。そして歯科技工士となり、副業としてマジックを行っていたが、「マジックで老若男女を笑顔にできる」ことに喜びを感じ、30歳でマジックを本業に。テレビ出演のほか、全国のイベントやパーティー等で年間300本以上のショーを行ってきた。ロサンゼルスのショーでは、スタンディングオベーションを起こし、大成功をおさめた。
御池台ではこれまで文化祭などに出演し、10月30日のふれあい食事会では、カードやルービックキューブなどを使った約10種類のマジックを披露し、観客も参加する形で大変盛り上がった。また11月1日に御池台小学校ではキャリア教育・堺ゆめ授業「ようこそ堺の先輩」の講師として、授業を行った。「自分の好きなことや得意なことを伸ばして欲しい。そのために努力も惜しまないで欲しい」と子ども達に伝えた。
コロナ禍でショーなどが激減したが、最近はイベントの依頼も増え始めている。「これからも高度なテクニックにさらに磨きをかけ、老若男女を楽しませたい。そして技術を教えることにもチャレンジしたい」と。080・1512・1513、Emall:hs8tit@gmail.com