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富田林市で、高齢者世帯の安否確認と食の確保を兼ねて実施されている在宅配食サービス。それを支えているのが約30 人のボランティアの皆さんだ。
朝の富田林総合福祉会館に、オレンジのベストと帽子を身に着けた人々が集まり、高齢者世帯に届ける弁当を車に積み込む。富田林の配食サービスは、必ず本人に会って、直接渡すのが特徴。高齢者世帯は独居も多く、弁当を手渡し、会話することで安否確認も兼ねている。健康状態を把握するため「しんどそうやけど大丈夫?」「病院行ってきた?」など、何気ない声かけも欠かさない。来てくれるのを楽しみに待っているというお年寄りも多く、お礼に畑で採れた野菜をもらったりすることも。
高齢化が進む地域の見守り活動と高齢者の孤立化を防ぐ、大切な役割を担っているが、「心から感謝してもらえるのが何よりの励みになる」と語る。
ボランティア募集中。配食車の運転だけでも可。月曜〜金曜、朝9時15分頃〜11時半頃まで。富田林総合福祉会館から出発。週1回から都合の良い曜日で。問い合わせは、富田林社会福祉協議会0721・25・8200
記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年11月19日)時点のものです。