[泉北]防犯へコンビニの絆、南区の30店が17年間スクラム

投稿者 記者・ 松林

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警察情報などメール共有

南区に約30店舗あるコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン)で結成された「南堺警察署管内コンビニエンスストア防犯協議会」は南区の安全安心を長年にわたり支えてきた。コンビニ同士の防犯でのつながりは大阪府内でも類を見ない。

同会は2005年に発足。10年に当時の会長山本正行さん(ミニストップ堺美木多上店オーナー)から熊本貞道さん(ローソン堺若松台店オーナー)=写真左=へ引継ぎ、防犯意識の高揚、自主防犯体制の確立や安全安心街づくりを南堺署と連携し推進するため会則を改訂し再始動した。

コンビニ各店と南堺署での連絡網を作成。毎日深夜、電話を回し情報を共有する取り組みを10年続けた。

苦労もあったが「店同士共存共栄、街を明るく盛り上げようというのが元々の趣旨」と熊本さん。10年間会長を務めた後、20年に若い世代へと門脇幸成さん(セブンイレブン堺赤坂台6丁店オーナー)=同中央=に引き継いだ。各店舗の防犯責任者に緊急連絡や防犯速報が南堺署からメール配信されるようにした。

毎日警官が各コンビニを巡回。パトカーで来店する事で犯罪抑止につながる。

年1回南堺署での会議と合同防犯訓練。月1回の臨時会は、会長の門脇さん、副会長の森山英智さん(ファミリーマート泉ヶ丘駅前店長)、同店オーナー小川憲治郎さん=同右=、山本さん、熊本さんらが和気あいあいと情報交換を行う。

「引き継いできたものを踏襲し、時代に合わせ今後は訓練を増やしていければ」と門脇さん。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年1月7日)時点のものです。

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