[堺市南区]原山台〜桃山台の水道管布設、今月末に工事完了 酸性土壌で腐食相次ぎ、地震に強い水道管へ

投稿者 記者・ 横山

堺市上下水道工事

原山台にあった発進基地の様子。白い筒状のシールドマシン(掘進機)で掘り進めた。

3年かけて工事

21年10月から始まった堺市上下水道局による上水道配水管布設工事。原山台から桃山台周辺のトンネルを掘り進めるために必要な堅穴を作る発進立坑(はっしんたてこう)の防音ハウス(原山台1丁)が解体され現地は更地に戻っている。現在は、付帯工事が行われ、この地域の工事の完全終了は12月末の予定だ。

泉北ニュータウンの水道施設は85年に府企業局から堺市に移管。移管前の77年頃から泉北では酸性土壌が原因と見られる腐食で水道管破裂事故が相次いでいた経緯があり、老朽化を一新するため地震に強い水道管の布設、重要度の高い水道管(基幹管路)を設営する工事となった。

外側にも鉄板を

新設された水道管は、離脱防止が付いた地震に強い耐震管。外側にも鉄板やコンクリートの筒を使用。道路と歩道の境目を作る工事などの付帯工事も年末までには完了予定だ。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年12月11日)時点のものです。

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