AI(人口知能)を活用したオンデマンドバスの実証事業の第3弾「NANKAIオンデマンドバス」(堺市、南海電鉄、南海バス、ネクスト・モビリティの協働)で当初予定されていた11月から2026年10月までのフェーズ2の運行の見送りが決定された。「これまでの実証結果や他地域の運行実績を踏まえた検証を前倒しして実施することとしたため」と、南海電鉄。
堺市と3社が24年9月に「NANKAIオンデマンドバス」の実証事業第3弾の実施を発表し、同年10月から25年2月までの5か月間をフェーズ1として運行。大阪・関西万博開催のため10月31日まで運休し、11月から運行の予定だった。
南海電鉄は「オンデマンドバスのほか既存の公共交通手段も含めて、泉北ニュータウン地域における交通利便性をいかに維持・向上していくかという観点で今後の社会情勢を踏まえた検証を行っている」と話す。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年10月26日)時点のものです。

