大阪府は9月18日付で、7月1日時点の府内の基準地価を公表した。それによると、府全域の住宅地の平均変動率はプラス2・0%。同じく商業地はプラス7・3%で、いずれも三年連続の上昇となった。
泉北ニュータウンの住宅地6地点では、庭代台1丁を除く5地点でいずれも変動率プラス1%未満の微増にとどまった。大阪狭山市のニュータウンと比べると、変動率は小幅な上昇。庭代台1丁は変動がなかった。
6地点で坪当たりの地価が最も高かったのは竹城台3丁で、坪35万3千円。昨年より3千円アップした。6地点の単純平均地価は坪あたり32万4千円だった。
光明台3丁目 24万5千円に
和泉市では、のぞみ野1丁目が坪当たり33万円で、昨年比プラス2・2%。10年前とではプラス8・6%の上昇となった。光明台3丁目は坪当たり2千円アップの24万5千円に。
沿線別では泉ヶ丘が坪当たり34万円、昨年に比べプラス0・9%と小幅な伸びにとどまる一方、金剛は坪あたり44万9千円で、変動率はプラス1・6%、10年前とでは14・2%と大きく伸びた。
基準地価
都道府県が毎年1回、7月1日時点の地価を鑑定評価した額。国が1月1日時点で公表する公示価格とともに一般の土地取引価格の指標となる。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年10月13日)時点のものです。